バイチャリでフレーム購入したラピエールのシクロクロス。
全然記事更新していませんでしたが、実はとっくに完成しておりましたのでスペックをご紹介させてください!
フレーム
LAPIERRE CROSS CARBON 2012
フルカーボンのシクロクロスフレームです。
お気に入りポイントはカンチブレーキ台座です。時代はディスクですが、それにあえて逆行する感じがイイです!ちょうど過渡期のフレームなのでディスクの台座もついています。
また、インテグレーテッドシートポストなのもカッコいいです。
ゆるポタ専用機として購入しましたが、ゆるポタだけではもったいないくらいの軽量高スペックフレームだと思います!
フロントフォーク
上記のフレームとセットで購入しました。ラピエールのロゴがフレームとつながっているのがいいですね!
こちらもカンチブレーキ台座がついているのですが、上記のフレームとは異なりディスク台座がないので、ディスク化したいときはフォーク交換しないといけません。そうするとせっかくつながているロゴが切れてしまうので、正直言って謎使用ですね笑。
あとこのフォーク、プレッシャーアンカーがEASTONの独自規格で、今は手に入らないパーツが使われていたので、組付けの際に一番苦労したポイントでもあります。
BB
購入時から付いてたROTORのセラミックのやつです。取り外すのも大変そうなのでそのまま使いました。
古いからか、セラミックのくせに組付け直後の回転はめちゃくちゃ渋かったです笑。でも少し使ったらスムーズに回るようになりました。
クランクセット
SHIMANO FC-CX70 46/36T (10S用)
今は廃版のシクロクロス向けクランクセットです。アルテグラと同等グレードだったようです。今でいうGRX800系と同じ立ち位置でしょうか。メルカリに転がってたのを手に入れることができました。
ゆるポタ専用機ということでロードのインナー34Tより軽いギアが欲しかったので、本当はGRXの46-30Tあたりを入れたかったのですが、GRXはチェーンラインがリムブレーキ車向けではないことや、古いフレームに廃版のコンポをいれるロマンを捨てがたかったこともあり、FC-CX70を選びました。
チェーンリングこそ中空ではないようですが、アームは中空でイケてます。
チェーン
特にこだわりはないですが、ちゃんと変速してほしいので信頼と実績のSHIMANO 105グレードのものにしました。リアが11速なので11速チェーンです。上記の10速用のクランクと組み合わせて使っていますが特に問題は起きていません。
フロントディレイラー
SHIMANO 105 FD-5800
最新の12速R7100系から数えると2世代前の105のフロントディレイラーです。
フロント変速に関してはシマノが頭一つ抜けているような評判を耳にする(気がする)ので、シマノから選びました。
グレードとかは特にこだわらず、メルカリでちょうど出品されていたので買いました。
リアディレイラー
SHIMANO 105 RD-5800
これもフロントディレイラーと同じ5800系の105です。シルバーなのが特徴です。
シャドーディレイラーになる前の世代なので、ワイヤーの取り回しがトラディショナルで余裕があります。
シフトブレーキレバー
SENSAH TEAM PRO 2x11S
中国の新興コンポメーカーSENSAHからでているシマノ互換のシフトブレーキレバーです。
元SRAMの技術者が開発に携わっているらしく、操作方法はレバーを1クリック分内側に入れるとワイヤーを緩め、2クリック分内側に入れるとワイヤーを巻き取るというダブルタップ方式です。
握り心地はシマノと遜色なくていい感じでした。質感も安っぽくなくてよかったです。
一方で操作感に関しては一部不満もあるので機会があればレビューも書こうかと思っています。
ブレーキ(フロント)
PROMAX
プロマックスの安いミニVブレーキです。
このブレーキが悪いのかフロントフォークが悪いのか分かりませんが、強く握るとめっちゃ音鳴りします笑。トーインつけて多少マシにはなりましたが、完全には消えませんでした。しばらくは我慢して乗ろうと思います。
ブレーキ(リア)
SHIMANO BR-R353
こちらもミニVブレーキですが、フロントのプロマックスよりもちょっとだけいいやつです。本当は後ろもプロマックスで安く済まそうと思ったのですが、リアの台座が少し特殊でプロマックスのものでは干渉したのでこちらにしました。
ちなみにこのR353ですが、必要な引き量がMTBのレバーとロードのレバーの中間に位置しており、シマノ公式の互換表ではどのレバーとも互換性がないという謎のブレーキです笑。
SHIMANO 105 CS-R7000 11-28T
R7000グレードのスプロケットです。11-30Tが欲しかったのですが当時在庫がなかったので一番近い11-28Tを選びました。
インナーローで36-28、ギア比1.29なので、ロードバイク(GIANT TCR)の34-30、1.13より重くなってしまったことだけが心残りですが、登れない坂があったらシクロクロスらしく担ぐことにします!
ヘッドパーツ
FSA No.10
こちらも全くこだわりがないので、名が知れたメーカーの中でなるべく安いものを選びました。圧入のためにホームセンターで材料を集めて自作の圧入器具を作りましたが、まさかのゴムハンマーだけで圧入出来てしまいました笑。
ハンドルバー
GIANT TCRのお下がり
400mmの普通のバーです。後々はフレア形状のものに変えたいと思っています。
今回のこだわりポイントです。
フレームはバリバリのレース機材ですが、このバーテープでゆるポタ感を演出しました笑。握り心地は滑りやすくて正直好みではないですが、見た目が気に入っているのでOKです!
ステム
GIANT TCRのお下がり
90mmのステムです。のんびり走るならもう少し短くても良かったかもしれないです。
サドル
GORIX
とりあえず安くて軽いやつをつけました。使い勝手は不満ありませんが、座面の接着部分のチープ感が否めないのでそのうち交換したいです。シマノプロのサドルカッコイイので安くなるのを狙っています。
ペダル
メルカリで手に入れたペダルです。型番とかは分かりませんが、シマノ製です。
歩きやすさを優先してSPDにしました。
TCRで使っているSPD-SLは「面」で踏んでいるのに対して、SPDは「点」で踏んでいる感じがします。SLのほうが力が伝わっている気がして好みですが、ゆるポタ目的ならSPDのほうが使い勝手が良さそうです。
ホイール
GIANT TCRのお下がりP-R2
TCRの完成車についていた鉄下駄です。嬉しいことにチューブレス対応です。リム幅は17cということで最新のホイールに比べると狭めですが、後述する35cのタイヤなら問題なくつきました。
タイヤ
グラベルキングなら間違いないと思ったので選びました!
グラベルキングは無印、SS、SKとノブの高さによって3種類に別れていますが、自身の使用用途を考えて、一番オンロードよりの無印にしました。
オンロードでの走行は想像以上に軽くて、のんびりだったらこれで全然ロングライド行けるなという感触でした!ヒルクライムはまだしていないので気になるところです。
また、今回はMuc Offのリムテープとシーラントでチューブレス運用としましたが、一週間空気を入れなくても減圧は1気圧以下なので調子は良さそうです。
チューブレスの利点として空気圧を下げられることがありますが、試しに2気圧程度で乗ってみたところ、フワフワで最高の乗り心地でした!その割に転がりが重くなった感じも少なかったので、運用が多少面倒でもチューブレス導入の価値はあると感じました。
まとめ
北海道は本州に比べてグラベル環境に恵まれていると思うので、雪が解けたら近場のグラベルを探索して、ゆくゆくは自走力を生かした遠出もしたいと思っています!