今回は一番の厄介パーツ、フロントフォークの取り付けです。
なぜ厄介かと言いますと…、
フォークコラムの内側に謎のネジ切りがあるからです!
ここにはどうやらイーストンの独自規格パーツが必要なようなのですが、中古で買ったのでついていませんでした😨
どうにか手に入らないかGoogleで調べてみますが、なかなかヒットしません。
アメリカ圏の検索結果でようやくヒットしたのがこれでした↓
「Tube nut」と書いてあります。
EASTONの公式ユーチューブでも紹介されており、こちらでは「Internal Thread Technology(ITT)」とよばれています。
投稿日は2012年となっており今では作られていないようです。コメント欄にもこのナットが手に入らないことを愚痴るコメントが見られました笑。
独自規格のパーツって時が経つと手に入らなくなるのが嫌ですよね…。ディレイラーハンガーとかもその典型で、規格を統一してほしいなーっていつも思います。
とはいえ愚痴ってても仕方がないので、解決方法を探ります。
まずはラピエールとイーストンの取扱代理店である東商会に、販売店経由で問い合わせてみましたが、もう製造しておらず在庫もしていないとのこと…。
その代わりに、1インチ用のプレッシャーアンカーを突っ込むという荒業(メーカー非推奨)を教えてくれました。純正ナットが手に入らない以上、この荒業を試してみるしかありませんので、1インチ用のプレッシャーアンカーを探しました。
1インチのプレッシャーアンカー自体もかなりニッチなパーツなようでしたが、幸いにも日本のメーカーがラインナップしてくれていました。
それがこれです↓
ヒラメのプレッシャーアンカーです。
1インチの細いフロントフォークに適合するニッチパーツです。
まずはそのままフォークコラムに入れようとしてみましたが、入りません…。
残念でしたが、一応それも想定内だったので、最終手段の荒業に出ることにしました。
コイツでネジ切り部分を削ってやります!!
コラム内にヤスリを突っ込んでゴリゴリと削っていきます。このとき、漠然と削っていると手前ばかり削れてしまうと思ったので、奥の方にもしっかりヤスリが当たるように意識しながら削りました。
途中まで入るようになって…
ついに入るようになりました!
ココまでくればこっちのもんです!
普通のフォークと同じように取り付ければいいだけです。
とは言ったものの取付け方を知らないので😅こちらのサイトを参考にさせていただきました。
バッチリ決まりました!!
一番の懸案事項解決です!
これで自転車の骨格は出来上がったので、次回以降はドライブトレイン・ブレーキに取り掛かることが出来ます。
楽しくなってきました〜