ヒルクライムが好きな飛べない鳥

ヒルクライムが好きな飛べない鳥

2020年に札幌に引っ越してきて2021年からロードバイクを始めた、札幌初心者ロードバイク初心者。

カーボンホイール復活計画。TNI ROAD35 TLで組みなおす。

前記事で分解したカーボンホイールの復活のために、まずはリムを注文しました。

念のためリム内径を測ってからスポークを注文するためです。

選んだリムは、TNIのROAD35 TLです。

www.trisports.jp

カタログ重量は430gで軽量パーツだらけのTNIにしてはそこまで軽量ではありませんが、その分頑丈かと思うので、ホイール組初心者の私には良いかと思って選びました。

リム内幅19mmのチューブレスレディ対応ということで、元のレイノルズリムと同じなのも選んだ理由の一つです。リム幅20mm以上の最近のディスクブレーキホイールに比べると細いですが、GP5000のような旧ETRTOでもAGILISTのような新ETRTOでも違和感なくイケるので、ある意味万能サイズかもしれません。

届いたら早速重量を量ってみました。

カタログ値+7gでした。密かに少し軽いことを期待してたのでやや残念…。
でもほぼカタログ通りといって良さそうですね。

 

次にスポーク長計算に不可欠なリム内径の測定です。

リム内径は569mmとヤフーショッピングの商品ページに記載されていましたが、念のため自分でも計測してみたところ、しっかり569mmでした。

次に同じ方法でレイノルズの元のホイールの内径を計測すると、583mmだったので、レイノルズからTNIに交換することで半径にして7mm小さくなることになります。

ここから肝心のスポーク長ですが、ストレートスポークタイプのため既存のスポーク長計算機は使えないので、工夫して算出する必要があります。エンジニアのように3Dのソフトを駆使できればいいのですが、私にそんな技術はないですし、まず計算よりも前に複雑な形状のハブの寸法や穴の角度を計測する術がありません。

いろいろ考えた結果、レイノルズのスポーク長から半径の差分7mmを単純に引くという極めて雑な方法に決定しました笑。

スポークがリムの法線方向に張られているという非常に雑な近似によるものです。

ただ、近似と現実とのギャップを多めに見積もって30°としても、7mm x cos30°=6.06mm。つまりスポーク長とリム半径をともに7mm短くしたとき、1mm弱のスポーク長余りが発生するという計算です。実際にはギャップは30°もないと思うので、スポーク長が1mm以下の範囲で余るという予想です。

この予想に基づき、右283mm 左286mmの14番ストレートスポークを注文しました。

www.goldrush.shop

また真鍮ニップルも一緒に注文しました。

www.goldrush.shop

ただ、この雑な予想はしっかり外れることになりました、笑。

この続きは次回書こうと思います。