いつだったか忘れましたが、どなたかのYoutubeのバラ完動画で、「最初にフレームとフォークを繋げておくといい」みたいなコメントを見かけたので、今回はヘッドパーツを圧入することにしました。
ヘッドパーツを付ける上で重要なのが、フレームとフォークの規格です。沢山ありすぎて詳しくはわかりませんが、軽く調べてみたところ、
〇フレーム側が上下44mm
〇フォーク側が上下1-1/4インチのストレート
追記 1-1/8の間違いです!
これに適合する「セミインテグラル」タイプを選べばいいようなので、その中でなるべく安いものを探しました。
選んだのはFSAの「No.10」というヘッドパーツです。
特に特徴はなさそうです笑
セミインテグラルタイプのヘッドパーツでは、まずヘッドチューブの上下にベアリングの受けを圧入する必要があります。専用の工具が売っていますが何せ高いので自作のなんちゃって工具でチャレンジすることにしました。
それで、ホームセンターで買ってきたものはこちらです!
作戦としては、ゴムハンマーで軽く入れたあと、ボルトナットを使ってゆっくりと力をかけて圧入することにしました。
そのために作った治具がこちら!
買ってきたものと、家に余っていたゴムシートを組み合わせて作りました。
準備万端で作業に取り掛かります。
まずはヘッドチューブの内側に汎用グリスを塗りました。圧入してしまった後に知ったのですが、カーボンフレームに直接塗るグリスはしっかりと選んだほうがいいみたいです。よくある汎用グリスだと樹脂を侵してしまうそうです(゚∀゚)
今回はもう手遅れなので樹脂が溶けないことを祈ります…。
グリスを塗ったあと、下の玉受けから入れていきます。
手で軽くはめたあと、斜めにならないように気をつけながらゴムハンマーで軽く叩いていきます。
コンコンコン…。
ハンマーで行けるとこまで行ってあとは治具を使おうと思っていたのですが…、どんどん奥まで入って行って圧入完了してしまいました笑笑
これはラッキーです。
だったら上の玉受けも同じように行けるのではということでやってみたら、下より少しだけ苦労したものの、問題なく出来てしまいました笑
というわけでせっかく作った治具の出番はありませんでした(¯―¯٥)
こんなに楽に入ってしまうと後でガダが出たり緩んだりしないか少し心配ですが、取りあえず圧入できて良かったです!
実はもう一つ、クラウンレースをフロントフォーク側に圧入しなければならないのですが、こちらは地面に押し付けてバンバン叩く必要がありマンションの中での作業はできないと判断したので、フォークだけバイト先(自転車屋さん)に持って行って道具と場所を借りて圧入しました!
次はプレッシャーアンカーのセッティングです。コイツは今は手に入らないイーストンの独自規格パーツが使われていてちょっと厄介ですが、無理やりなんとかしましたので近々書こうと思います!