ヒルクライムが好きな飛べない鳥

ヒルクライムが好きな飛べない鳥

2020年に札幌に引っ越してきて2021年からロードバイクを始めた、札幌初心者ロードバイク初心者。

商船三井フェリーの苫小牧〜大洗を利用して輪行!【帰省ライド1/2】

2/21〜2/23、札幌の自宅から埼玉県熊谷市の実家まで電車、フェリー、自転車を組み合わせて帰省しました。冬の札幌ではロードバイクに乗れないので、このライドが今シーズン初の外ライドとなりました。

 

札幌から苫小牧フェリーターミナルまでは雪があって自走できないので、バスまたは電車での輪行を考えました。まずバスですが、札幌駅バスターミナルから出発して16:54に苫小牧フェリーターミナルに到着する高速とまこまい号というのがあります。輪行袋に入れていれば自転車を車内に持ち込めるようだったので、最初はこれが一番有力な手段でした。しかし、フェリーの自転車乗船開始時間が16:30で、バスの到着時刻よりも早かったたため諦めました。このバスは徒歩の乗船時間に合わせて運行されているようですね。

というわけで消去法で電車輪行となりました。普通列車で行くとかなり時間がかかるので少し贅沢して特急北斗を使いました。

苫小牧駅到着予定は15:28です。

自由席にしましたが、そんなに混んでいなかったので問題なく座ることができました。輪行袋は手すりに結びつけて立て掛けました。札幌始発だったので、もう少し早くホームに並んでいれば一番最後列の後ろに自転車を収納できたかもしれません。

空いていたので、他のお客さんにそこまで迷惑をかけずに済んだと思います。

札幌苫小牧の所要時間は1時間弱なので、快適なシートに座っていれば一瞬に感じられます。

前の電車の遅延で出発・到着が10分ほど遅れましたが、無事に苫小牧駅に着きました!

ここからフェリーターミナルまでは5キロくらいあります。雪がない季節ならここで輪行解除してターミナルまで自走するでしょうが、残念ながら走れないのでタクシーで移動しました。

 

ターミナルに着いたら受付で乗船時間・方法などの簡単な説明を受けてチケットを受け取ります。

ロードバイクを運ぶ場合、輪行袋に入れたまま受託手荷物として預ける方法と、車両として車と同じように甲板にのせて運ぶ方法がありますが、リアディレイラーなどの破損のリスクとか運賃(どちらもほぼ同じ、確か受託手荷物のほうが高かったはず)のことを考えて後者を選んだので、乗船時間までに自転車を組み立てます。

ちなみに自転車運賃は¥2,000でした。時期によって2,000〜2,400円の間で変動するようです。

受付してくれたスタッフの一人に自転車好きな方がいて親切にもスペースを貸してくださったので、落ち着いて組み立てることができ、とても助かりました。

自転車が形になったら、乗船車両の待機スペースに移動させます。

自転車駐輪ゾーンの上には太平洋フェリーの通路があり、その支柱に立て掛けさせてもらいました。

乗船時間時刻の16:30までまだ時間があったので、一旦ターミナルに戻りました。

そして16:30過ぎ、招集の放送があったので自転車に乗り、誘導車に導かれてフェリーに乗船しました。

下の写真はフェリーの手前で一時待機していたときの写真です。ちょうど夕焼けの時間でめちゃくちゃ感動的な景色でした🥹

自転車の固定は乗組員さんがしてくれるので、壁に立てかけておくだけで大丈夫です。

バラさずに運べるのはフェリーの大きなメリットですね!時間があるなら飛行機よりも断然こちらを選びます。

 

部屋のグレードは下から2番目のコンフォートです。カプセルホテルのような形式ですが、カーテンを閉めれば周囲から完全に見えなくなるのでとてもリラックスして過ごせました。

コンフォートルームの運賃は¥12,900ですが、学割を使って1割引の¥11,610で利用できました。

船内にはレストラン・売店・大浴場がついていてとても快適でした。

レストランの食事は任意の食券制で、一日目の夕食と翌日の朝食が食べられます。

せっかくなので2食セット券を買って食べましたが、飲食物の持ち込みは自由なので乗船前にカップ麺などを買い込めば安く済ませられます。

大浴場もあって、広くはないですがめちゃくちゃ良くて、1日目乗船直後と2日目下船前の合わせて2回入りました笑。特に2回目のときは下船時間に近かったためか貸切状態でとても気持ちよかったです。私は使いませんでしたがサウナもありました。

それと特にありがたかったのはコインランドリーです。できるだけ荷物を減らしたい自転車旅では少ない衣類をこまめに洗濯してやりくりする必要があるので、コインランドリーの存在は大きいです。

お風呂に入って部屋着に着替えたあと、一日目の服を洗濯しました。

 

翌日の14:00、大洗港に到着しました。自転車は車両甲板の一番奥の方だったので下船までかなり待つことを覚悟していましたが、閑散期だったためかスムーズに進み、14:30前には下船できました。

大洗は快晴でポカポカ!北海道とのあまりの違いに、ちょっと感動しました。

 

次回は大洗から土浦での一泊を経て熊谷の実家まで走る約150キロのライドについて書こうと思います!