シートクランプやステムなどのデリケートなネジを安心して締めるために、トルクレンチを導入しました!今回買ったのはCYCLISTという台湾ブランドのものです。アマゾンで約5,000円でした。
以前から愛用していたCYCLISTブランドの自転車用工具セットが値段の割に非常に満足できるもの(チェーンカッターだけはちょっと使いにくかったですが…)でしたしアマゾンのレビューも良好だったので、期待して購入してみました。
「CYCLIST トルクレンチセット」の中身は
差込角1/4インチ(6.35mm)のレンチ本体、
六角3,4,5,6,8,10mmビット、
六角5mmの長いもの、
トルクスT20,T25,T30ビット、
加えて説明書と校正の証明書?みたいなのが入っていました。
説明書は英語と中国語のみですが、まあ何とかなるでしょう。
届いたものはすぐ使いたいのでw、さっそく使用してみようと思います!
まずはクランクのボルトです。つい最近クランクを外して掃除したばかりなのですが、その時は手の感覚でやったので今回はその答え合わせです。指定トルクは12-14Nmだったので、結構強めに締めたつもりだったのですがどうでしょう。
指定内最低トルクの12Nmに設定して締めてみます。12Nm加わればカチッと音がするはずなのですが…、あれー?全然まだまだでした。
自分的にかなり締めこんだところでカチッと音がしました。ほんとかなー?ww
自分が思っていたのとかなりかけ離れていたので、このトルクレンチをちょっとだけ信用できなくなってしまいましたwかといって自分の感覚もあまり信用できないので、トルクレンチを信じるしかないですね。
続けて、よりデリケートなシートクランプのネジを締めてみようと思います。
ここは締めこみすぎるとフレームごとお釈迦にする可能性のある、スリルあふれたねじですw本当はポジション変更とかで頻繁に動かしたい部分ではあるのですが、トルクレンチなしではヒヤヒヤするのであまりいじらないようにしていました。
ちなみにここは意図して控え目に締めていたつもりですが、シートポストがずり落ちたりした事はありません。
Max.7Nmとなっているので少し余裕をもって5Nmで締めてみます。
予想通りではありましたが、こちらもまだまだでした。ただやっぱり、こんなに締めていいの?という不安が拭えなかったので、いったん緩めてから4Nmで締めなおしました。
4Nmでも今までよりは高トルクなので、たぶん問題ないでしょう。
以上のように使ってみて、使い勝手や質感などは個人的に大満足でした。自転車整備で頻繁に使うビットが元から付属していますし、非常にコストパフォーマンスに優れた商品だと思いました。とてもおすすめです!
ただ、今までの自身の感覚とかなりズレていたこともあって完全に信用しきれていない自分がいるのも事実です。まあ自分の感覚のほうが信用できないので信じて使いますがw
バイト先にsk11のデジタルトルクレンチがあるので、機会があればそれと比べてみようかと思ってます。